からだのゆがみは、普段の生活スタイルに大きく左右されます。何気ないクセや姿勢を続けることで、気がつかないうちにゆがみが進行していることがあります。チェックシートであなたのからだのゆがみやすさを確認し、アドバイスを参考に生活スタイルの改善を心がけましょう。
- テレビを観るときは、横向きの姿勢になる。
- 床でテレビを観たり雑誌を読むときは、横になって肘枕をする体勢。
- 床に座るときは、正座はできないので、横座りになる。
- パソコンがデスクの片側にあり、体をひねって仕事をする。
- 椅子に座るとき、どちらか決まったほうの足を上にして組む。
- 電話をするとき、頭と肩で受話器を挟む。
- 鞄やバッグは、いつも同じ側の手で持つか肩に架ける。
- 「休め」の姿勢になるとき、いつも同じ側の足に重心をかける。
- 傘を差すときは、いつも同じ側の手で持つ。
- 寝るときは、横向きかうつ伏せが多く、 仰向けは少ない。
- よく眠ったときでも、朝起きると背中や腰に疲れが残っている。
- 人より寝違えることが多いように感じる。
- 食事をするときは、片側の歯で噛むことが多い。
- 頬杖をつくときは、いつも同じ側である。
- 本を読んでいるとき、気がつくと頭が傾いている。
- ゴルフやテニスなど、体をひねるスポーツをしている。
- ほとんど運動をしておらず、慢性的な運動不足である。
- 人と並んで歩いたり座ったりするとき、いつも同じ側にいる。
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側弯症の症状が顕在化していなくても、体の歪みが進みやすい状態です。 |
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慢性的に体が歪みやすい生活習慣です。側弯症の自覚がなくとも、診療を受けることをお勧めします。 |
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側弯症や身体の歪みが促進している可能性があります。生活習慣を見直しましょう。 |
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在宅時、テレビを観られる方は横向きにならないように気をつけてください。テレビ観賞はあっという間に時間が過ぎるため、横向きでいると身体がねじれたまま固定されてしまい、側弯症の症状を悪化させます。また、床に座る際には横すわりなど左右が不均衡な姿勢も厳禁です。日常から「行儀のいい」生活を心がけることが大事です。 |
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お仕事においても、偏った姿勢が慢性化しやすいので注意が必要です。 特に、パソコンの作業では、きちんとした姿勢をとれるよう環境にも気を配ってください。椅子に座る際にも足は組まず、電話の応対もなるべく受話器を手で持つようにしてください。 |
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外出時の鞄の持ち方や立ち方も、身体の歪みに関係してきます。鞄はなるべく左右の手で交互に持つ、立ち止まる際には片方だけの足に重心をかけない、といったことに気をつけましょう。 |
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身体を捻るような姿勢で寝ることは、側弯症を促進させてしまいますので、基本的には上を向いて寝ましょう。横向きに寝るのであれば、一般的な右肩が高いタイプの側弯症の方は、左肩を下にすることで歪みを改善させる効果が期待できます。 (睡眠の姿勢については、ご相談いただければ個別に指導します。)また、起床時に違和感を感じる方は、身体の歪みが大きくなっている可能性がありますので、歪みの改善のための施術を受けることをお勧めします。 |
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頬杖のつき方、読書の姿勢など、何気ない習慣にも身体の歪む原因は潜んでいます。日常生活の様々な局面で、身体の一方だけに偏った姿勢をとらないように気をつけましょう。 |
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身体の片方だけ使う運動は、身体の歪みを促進することがあるので要注意です。逆に、運動不足の状態が続くことも身体が硬くなるため問題です。日頃からストレッチなどでもいいので、少しでも身体を動かすことが大事です。また、誰かと一緒に歩いたり座ったりすることが多い場合は、いつも同じ側にいないように気をつけてください。 |